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『ハカルヤの子ネヘミヤのことば。第二十年のキスレウの月に、私がシュシャ ン城にいたとき、(太陽暦の11,12月)』 ネヘミヤ記1:1 ネヘミヤ、その名の意味は、“ヤーウエ慰め賜う”です。 彼は正統的なユダヤ教の熱心な信仰者であリ、パレスチナにおけるユダヤ教の確立に功績のあった人です。ユダ部族のハカリヤの子であり、ペルシャ王の宮殿においてアルタシャスタ王(アルタクセルクセス)に仕える献酌官でありました。 王の治世の第20年(BC445)に一団の同志とともに、エルサレムに帰還しました。 王から、ユダヤ総督に任命されていましたが、それでも、サマリヤ人やその他の人々からも反対を受けました。しかし、彼はそれらの反対に屈せず、エルサレムの破壊されていた城壁を修復し、52日でその工事を完成させ、町の再建に力を尽くした人でもあります。 その後、エルサレムに12年間とどまりましたが、一旦ペルシャに帰り、BC433年にエルサレムを再訪し、帰還民の乱れた信仰と腐敗した生活や良くない風習の矯正に取り組み、改革に成果を上げた信仰の人、神に忠実に仕えた人物です。 『彼が、…シュシャンの城にいたとき、私の親類のひとりハナニが、ユダから来た数人の者といっしょにやって来た。そこで私は、捕囚から残ってのがれたユダヤ人とエルサレムのことについて、彼らに尋ねた。すると、彼らは私に答えた。「あの州の捕囚からのがれて生き残った残りの者たちは、非常な困難の中にあり、またそしりを受けています。そのうえ、エルサレムの城壁はくずされ、その門は火で焼き払われたままです。」』 ネヘミヤ1:1〜3 これはネヘミヤにとっては悲しい知らせでした。 バビロンに捕囚となって行かなかった人たちは、大変な困難の中に置かれたままであると言うのです。愛する同胞の苦難の生活について聞いた時、ネヘミヤは心を痛めて泣きました。 しかも、愛する都エルサレムの町はその城壁が崩されたままであり、また、門は火で焼き払われたままというのです。 ここからネヘミヤの祈りが始まります。 |